FITパネルについて
食物アレルギーは、IgE依存性反応(即時型)と非IgE依存性反応(遅発型)に大きく分けられます。 ・IgE依存性食物アレルギー(即時型) 発症までの時間が短く、時にアナフィラキシーを起こし、時に重篤化します。 保険診療内の血液検査で調べられ、原因を特定し対策することができます。 ・非IgE依存性食物アレルギー(遅発型) 発症までに時間がかかり、原因を特定しにくく、不調の一因になっていることもあります。 以前からある遅発型フードアレルギー検査(自費)は、血液中のIgG抗体を調べる検査です。 このIgG抗体は、よく食べているものに反応するため、炎症を引き起こす悪影響となっていなくても、暴露されているだけで陽性となる "偽陽性" のものが多いのが難点です。 そのため、検査をしても結局は、細かな食事記録を月単位年単位でつけて症状と照らし合わせて特定していくという地道な作業が必要でした。 <FITパネル> 数年前に登場した KBMOのFITパネル では、 現在炎症を起こしている原因となる食べ物を調べることができます。 FITパネルは、IgG抗体だけでなく、 炎症の直接的な指標となる免疫複合体C3dを測定します。 これにより、単に暴露されているだけで問題がないのか、体内で炎症を起こす原因になっているのかを区別でき、従来の遅発型フードアレルギー検査に比べると偽陽性が少なく、制限除去すべき食材が特定しやすくなっています。 ※特定の食品を除去している場合は、該当項目の値が低い/無反応のこともあります。 FITパネルは、遅発型アレルギー専用の検査です。即時型アレルギーには対応しておりません。 実際にFITパネルで陽性となった食べ物を制限することで、症状が改善したという報告もあります。 項目数によって、FIT22、FIT132、FIT176の3つがあり、FIT132と FIT176には 腸管バリアパネルもあらかじめ組み込まれています。 腸管バリアパネルとは、カンジダ、ゾヌリン、オクルディンのIgG抗体(1~4)とC3Dd、IgA抗体(1~2)を測定し、リーキーガットの評価をしやすくしたものです。 ※食事制限、プロバイオティクスの使用などで、腸内環境やリーキーガットの改善策に取り組まれている場合は、検出されないこともあります。 海外の検査機関へ検体を輸送するので、結果...

















