にきびができたらまず見直すこと

ニキビの主な原因には
1. 皮脂分泌の増加
2. 毛穴のつまり
3. アクネ菌過剰増殖による炎症
があります。

交感神経優位な状態の時に分泌される
アドレナリンやアセチルコリンなどの
カテコールアミンの働きにより
皮脂の産生分泌量が増加します。

交感神経優位となりやすいのは、
ストレス、鉄欠乏、低血糖などの状態です。

また、紫外線(UVB、UVA)を浴びることでも
皮脂分泌の産生産生分泌は増えます。
野球部、サッカー部、ラグビー部など
屋外スポーツの機会の多い人ほど
皮脂分泌量が増えやすいと言えます。

男性ホルモンであるテストステロンは、
皮脂分泌増加と角質の増殖に関与します。
 画像引用:マルホのにきび治療のホームページより

ニキビの治療法としては、
・洗顔(1日2回、ぬるま湯で、擦らないように)
・過酸化ベンゾイルなどの外用薬(ピーリング作用と殺菌作用)
・ピーリング
・婦人科疾患があればその治療
・漢方薬
・紫外線対策(低刺激の日焼け止めの使用)
・合わない化粧品類の使用中止
などが一般的です。

その他の対策としては、
交感神経優位な状態を改善することです。
鉄欠乏や低血糖などのエネルギー不足があれば、改善が必要です。
腸内があれていると皮膚も荒れやすいため、
グルテン・カゼインや自分に合わない食べ物は極力控えましょう。
睡眠不足や飲酒やカフェインも増悪因子になります。

にきびにお悩みの方は、
まずは上記のことに取り組んでみて下さい。

それでも中々治りにくいなどのお悩みがあれば、
栄養療法外来で一度ご相談下さい。
必要な栄養素や取り組みは、
その人のその時の状態によって変わります。


栄養療法外来は月火で行っております。
栄養療法外来のご予約はお電話にて承っております。
おの まりこ皮膚科クリニック 
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