抗糖化対策
体内の糖化は、老化を促進します。
糖化とは、簡単に言うと
糖とアミノ酸(タンパク質)が結びつく現象のことです。
この現象をメイラード反応と呼びます。
料理やお菓子をやいたときの
こんがりとした褐色や
香ばしい匂いは、
こんがりとした褐色や
香ばしい匂いは、
このメイラード反応によるものです。
八丁味噌や赤味噌は、
メイラード反応を利用した発酵食品です。
味噌に含まれるメラノイジンは、
強力な抗酸化物質でもあります。
強力な抗酸化物質でもあります。
このメイラード反応がからだの中で起こると
様々な問題が生じます。
様々な問題が生じます。
画像引用:日経WOMAN
https://woman.nikkei.com/atcl/column/21/20210412/083000154/?P=5
からだのこげはできる限り食い止めたいですよね。
抗糖化対策としては、
・血糖値を安定させる
・自律神経を安定させる
この2つが鍵となります。
食後高血糖があると、
一時的に糖過剰となり、
糖化反応がすすみます。
一時的に糖過剰となり、
糖化反応がすすみます。
HbA1cやグリコアルブミンは
糖化の指標のひとつですが、
鉄欠乏があったり
鉄欠乏があったり
赤血球の破壊が亢進されていたりすると
マスキングされることもしばしばです。
また、食事とは関係なく、
血糖値が上がることもあります。
血糖値が上がることもあります。
それは、交感神経優位な状態です。
ストレス負荷で副腎に負担のかかる状態も同様です。
なぜなら、
交感神経刺激により分泌されるカテコールアミンも
副腎から分泌されるコルチゾールも
血糖上昇ホルモンだから。
食後に眠くなる場合、
食後高血糖からの反動性の低血糖
もしくは、
交感神経優位→副交感神経(迷走神経)への強制的な切り替わり
の可能性があります。
カフェインが手放せない場合は要注意です。
《対策》
・自律神経を安定させる
これが一番大事です
・筋肉をつける
細胞内へ取り込める糖の量を増やす
・食後すぐに歩く
細胞内への糖の取り込みが促進される
・朝食をとる
・一食ドカ食いより小分け食(補食推奨)
・よく噛む(早食い防止)
・ストレスを減らし、リラックスできる時間を増やす
など
その他、
・AGEの多い食品(高温調理されたもの)の割合を減らす
AGEは体内で作られる場合が多いですが、口からの摂取でも蓄積します。
・ビタミンB群、ビタミンC、グルタチオンなどの抗酸化物質、ポリフェノールの多い食材栄養を摂る
・腸内環境の改善(カンジダ対策)
・飲酒喫煙などを避ける
・キノコ(特にマイタケ)を毎日食べる
また、余力があれば、
抗酸化用のサプリメントを内服するのも手です。
抗酸化用のサプリメントを内服するのも手です。
当院で取り扱っている
飲む日焼け止めのソルプロにも
抗糖化物質が含まれています。
飲む日焼け止めのソルプロにも
抗糖化物質が含まれています。
抗酸化対策に取り組んで、
より健康でより美しくなりましょう。
栄養療法外来は月火で行っております。
コメント
コメントを投稿