腸内環境改善のコツ
人日の節句に
七草粥を食べて無病息災を願い
胃腸をいたわった方も多いと思います。
このブログで何度もお伝えしていますが、
胃腸を整える上で最も大切なことは、食事と生活習慣です。
✓食事
グルテン、カゼイン、カフェイン、自分に合わない食べ物を極力控える
アルコールは機会飲酒にとどめる
野菜果物たっぷり
タンパク質を摂る
補食にはおにぎり、芋、タンパク質を
(甘いものはその後に少しだけ)
✓良質な睡眠
睡眠不足は万病のもと
✓適度な運動
筋肉量を増やせばエネルギー産生量UP
将来の骨粗しょう症や腰痛予防にも
✓ストレス解消
ストレスは胃腸の働きを弱めます
入浴や食事や趣味や家族と過ごすなど
心からほっとできる時間を大切に
補助的なものとして、
プレバイオティクスとプロバイオティクスを使います。
プレバイオティクスとは、
乳酸菌の生成を助けるもののことです。
野菜や果物に含まれる食物繊維やポリフェノール、オリゴ糖、イヌリン、グアーガム、アルベックスなどが該当します。
プロバイオティクスとは、
乳酸菌、酪酸菌、ラクトフェリンなど菌そのもののことです。
食品では、納豆や味噌や糠漬けなどの日本の発酵食品が当てはまります。
※腸活で度々目にするヨーグルトの頻回摂取は、日本人にはあまりおすすめしません。
プレバイオティクスとプロバイオティクスは
両方大事です。
腸活に食事睡眠運動以外で何が良いのかは、
その時のその人の胃腸の状態によって違います。
プレバイオティクスもプロバイオティクスも、
腸内改善を意識した食事をすることで
ある程度補うことができます。
腸内細菌は、
1000種類、100兆個に及ぶといわれています。
特定のものだけではなく、
色々な食材を食べることが、
この多種多様な腸内細菌を
よい状態に保つ秘訣のひとつです。
腸内環境が乱れている時は、
補助的に良質なサプリメントを
ローテーションして使うとよいでしょう。
また、便移植という腸内環境改善の現時点での究極の方法もあります。
その他、
ピロリ菌がいる場合は除菌は必須です。
※ただし、偽陰性も多いので、陰性=ゼロではないので注意。
カンジダなどの悪玉菌優位の場合は、
別途除菌した方が早く改善する場合もあります。
別途除菌した方が早く改善する場合もあります。
便の状態は健康状態を反映します。
毎日の便を確認して、
腸内環境を見直してみてください。
2025年はさらに健康になる一年にしましょう。
栄養療法外来は月火で行っております。
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