スポーツ女子の注意点

 こどもの頃からスポーツに力を入れている場合、
栄養不足や栄養過多には注意してください。

走ったり跳んだりの負荷が大きいと、
溶血性貧血のリスクが上がります。

特に女の子は、月経年齢になると
運動と月経のダブルパンチで
貧血が進行しやすくなります。


貧血が軽度だと交感神経優位で乗り切れてしまい、
発見が遅れることもあるので要注意です。
また、その症状を性格ととらえられてしまい、
見過ごされたままとなっていることもあります。

激しい運動でなくても、
バレエやダンスなど体型も気にする場合、
必要量食べずに栄養不足になることもあります。

反対に、エネルギーが枯渇しないようにと、
エネルギーを上回るほどに
大量の白米やスポーツドリンクを摂取するのも
脂肪肝や齲歯などのリスクが上がります。


本気でプロを目指すジュニアアスリートであれば、
消費カロリーと必要栄養量を綿密に計算されていると思いますが、
部活動や地域のクラブ活動の範囲内だと
栄養不足は見過ごされやすくなります。


丈夫なからだづくりの一環としての運動が、
裏目に出て健康な成長を妨げることになっては元も子もありません。


過度ではない適度な運動量とし、
成長分を含めたエネルギーと栄養量の収支を
しっかり見直しましょう。

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おの まりこ皮膚科クリニック 
☎075-744-0738

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