梅雨の不調にさようなら

梅雨時は気圧の変化や湿度が高くなる影響を受け、
体調不良を起こしやすくなる人が増えます。

1.気圧の変化
気圧の変化は自律神経にも影響を与えます。
気圧の低下により、副交感神経優位になります。
普段から交感神経優位で頑張っている人は、
気圧の急激な変動にからだに適応しきれず、
だるさ、眠気、頭痛、めまいなどの不調が出やすくなります。

2.湿度
高湿度下では、
不快感や体温調整の難しさなどにより、
からだがリラックスしにくくなります。

3.日照時間の減少
日照時間も減少することで、
セロトニンやメラトニンの分泌が減少し、
体内リズムが乱れにつながります。

<対策>

♦規則正しい生活・血糖コントロール
生活リズムが崩れると、
自律神経も乱れやすくなります。
食事・運動・睡眠を見直しましょう。

カフェインはかえって体調の悪化につながりやすくなるためNGです。
気圧の下がる数日前から念入りに血糖値の安定を図っておくと、気圧の影響を受けにくくなります。

♦除湿
エアコンの除湿機能だと冷えすぎるため、
単独の除湿器がおすすめです。
快適で過ごしやすい環境を作り、
心身がリラックスできるようにしましょう。

♦あたためる
冷えは不調の元です。
エアコンの使用で冷えないように気をつけてください。
毎日入浴して全身を温めましょう。
特に首、足首、手首を温め、
血行を良くしましょう。

♦適度な運動
血行促進し、血糖値の安定にもつながり、
自律神経のバランスが整いやすくなります。

♦瞑想
副交感神経優位の時間を増やしましょう。

♦漢方薬
五苓散は気圧の変化による頭痛やめまいに使われます。
その他、体調に合わせて使いわけます。
病院や薬局でご相談ください。

体調がすぐれないときは、
寝る・休むことも非常に大事です。


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