日焼け後のケア

こんがりと焼けた肌は夏の思い出を語りますが、
大人になるとシミという置き土産もついてきます。
帽子、日傘、日焼け止めの三種の神器に加え、極力フェイスカバーやアームカバーをつけていても、夏の強い日差しによる日焼けを完全にゼロにすることはできません。

今回は、日焼けによるダメージ回復の段階別ケア方法をご紹介します。

まずは、
日焼けのダメージレベルを見極めます。

・軽度の日焼け:軽度の赤み、ひりひり感、乾燥

・中等度以上の日焼け:腫れ、水ぶくれ、皮むけ

<外側からのケア>
中等度以上に日焼けして水ぶくれができた時は、
やけどと同じ症状と考えます。
・患部を冷やす:水~人肌くらいの温度のぬるま湯でクーリングします
・無理につぶさない:感染リスクが高ますので自然に潰れるのを待ちましょう
・ステロイド外用薬の使用:炎症が強い場合は症状や部位に応じた強さのステロイドを外用します
・保湿:マイルドセラミドローションやワセリンなど刺激の少ない保湿剤を使用します

皮がめくれてきている時や、軽度の日焼けの時は、
保湿と美白ケアをします。
・保湿:マイルドセラミドローションやワセリンなどでしっかり保湿します
・ビタミンC・E配合ローション:VEローションは抗酸化作用でメラニンの生成を抑え、色素沈着を防ぎます

・トラネキサム酸外用:ホワイトニングTAでメラニン生成を抑制します。

<内側からのケア>
外用と併行して、内側からも肌の回復をサポートしましょう
・ビタミンC:メラニンの生成を抑え、コラーゲン生成など肌の修復を促進
リポソーマル型ビタミンC細粒、リポC(液体)、C+1000など

・ビタミンE:血行促進、抗酸化作用で紫外線ダメージを軽減
アボカドやサプリメントなど

・グルタチオン:高井抗酸化力と美白作用
普段は内服、施術とあわせて点滴がおすすめです



抑えきれなかったシミのケアや、
より美白効果を高めたい場合には、
クリニックでの施術がおすすめです!

当院では分子生理化学研究所、MSS、ヘルシーパスの医療機関専売品のサプリメントを取り扱っております。

ご希望の方は診察時に医師に直接ご相談ください。
※お電話でのサプリメントに関するお問い合わせは承っておりません。

栄養療法外来は月火で行っております。
栄養療法外来のご予約はお電話にて承っております。
おの まりこ皮膚科クリニック 
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