冷えの改善は美肌につながる

 お彼岸を過ぎて秋らしい気候になってきで、朝晩はずいぶん涼しくなりましたね。

東洋医学では、冷え性の人は夏のうちから対策をした方がいいといわれています。

基礎体温を上げにはどうしたらよいでしょうか。


1.腸内環境を整える

これは元気で健康にいるための基本中の基本です。

腸内細菌のバランスを整え、腸壁がしっかりとしていれば、いろんな病気の症状が改善するのではないかと最近個人的に考えております。

今回は詳しくは書きませんが、野菜、果物をたくさん食べること、発酵食品を摂ること、よく噛む事なども大切です。


2.基礎代謝を上げる

基礎代謝とは、何もしなくても消費されるエネルギーのことで、体温を保持したり、内臓を動かしたり、さまざまな代謝を行うために使われているものです。

この基礎代謝のうち、約60%が筋肉によるものだといわれています。

冷え性が男性より女性に多いのは、筋肉量が女性の方が少ないからです。

ざっくりいうと、ミトコンドリアを増やし、つかえるようにすることが鍵です。


ふくらはぎを鍛えることも改善につながります。

ふくらはぎは、第二の心臓と呼ばれていて、下半身にたまった血液をポンプのように心臓に送りかえします。

ふくらはぎが冷えていると、冷えた血液がおなかを通って心臓にかえるため、おなかも冷えます。

レッグウォーマーで温めたり、ウォーキングで筋肉をしっかり使ったりしてください。

3.自律神経を整える

ストレスにさらされていると交感神経優位な状態になります。

交感神経優位の状態では、身体は戦闘モードに入り、血管は収縮します。

この状態が続くと、血流は悪くなり、身体は冷えてしまいます。


胃腸の消化活動は副交感神経優位の時に働き、交感神経優位では抑えられます。

交感神経優位の状態だと呼吸も浅くなりがちです。


体温を上げる方法はいろいろありますが、

食事を見直す

適度に身体を動かす

時には深呼吸して呼吸を意識する

毎日お風呂に入って肩まで浸かって温まる

など、簡単なことから始めてみましょう。

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