冷え性は今年の夏に改善しましょう
冬病夏治という漢方の言葉があります。
文字通り、冬の病気は夏に治しましょうというものです。
冷えや寒さによって悪化する病態は、冷え性、風邪などの感冒症状が代表的です。
冷え性・低体温の原因には、エネルギー不足、筋肉不足が主な主因です。
ミトコンドリアのエネルギー生産率が弱っている人は冷え性・低体温があります。
低血糖があったり、甲状腺機能が低下していたりすると、ミトコンドリアはエネルギーを十分に作り出すことができません。
筋肉不足の人や低中性脂肪(100以下)の人は低血糖があることがほとんどなので要注意です。
冷え性・低血糖の方には、まずは腸内環境の改善と低血糖の改善から取り組んでもらうようにしています。
低血糖がある程度コントロールできるようになったら、次は筋肉をつける段階に入ります。
栄養療法だけでよくならないという人は、周囲の環境ストレスが大きかったり、運動不足であることも多いです。
特に脚の筋肉をしっかりつけることが有効です。
それには、ウォーキングが一番おすすめです。
手軽でからだにいいので続けられやすいと思います。
暑い夏の時期は、非加熱無農薬のはちみつとリンゴ酢/レモンと塩を加えた自家製ドリンクを持参して飲むと、筋肉に効率的に糖が補給され、脱水対策もできます。
市販のスポーツドリンクは甘すぎていろいろ問題もあるため、ぜひ自分で作りましょう❣
運動不足でより効果的に筋肉の使い方をからだに覚えさせたい方は、パーソナルトレーニングで指導を受けてみてください。
成人なら朝の体温が36.5度以上がベストです。
こどもは37.0度でも正常です。
運動は運を動かすとも読めます。
このご時世、引きこもりがちになりますが、動いて運気も回して、ウイルスに負けない強い体力のあるからだを手に入れましょう!
栄養療法外来では、問診や血液検査をして、健康で元気であるためのオーダーメイドの方法をカウンセリングという形でお伝えしています。
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