防災グッズに加えてほしい備蓄食品
防災時の非常食は、防災リュックなどや寄付食材を見る限り、インスタント食品や乾パンなどが主体となっているようです。
水やお米は備えていても、おかずは十分にない状態になります。
災害時にあったらよりよいと思う食材、普段のローリングストックに加えてほしいものをご紹介します。
・非加熱無農薬のはちみつ
災害など非常に大きなストレスを感じると、命の危機に対応するため、交感神経優位になりアドレナリンが大量に放出されます。
胃腸の働きは低下し、貯蓄されてるグリコーゲンもストレスで大量に使われるので、普段よりエネルギー不足の状態になります。
非加熱無農薬のはちみつは、エネルギーとしてすぐにからだが利用することができます。
災害後もしばらくからだの緊張状態は続くので、すこし多めにストックしておくと安心です。
・アミノ酸、ペプチドスープ
胃腸機能が衰えるので、より消化しやすいアミノ酸があるといいでしょう。
市販のお出汁もあると役に立ちます。
液体タイプならどうしても温められない状態でもすぐに飲めますし、粉タイプはお湯があれば溶かして飲めます。
これらは栄養療法外来でもおすすめしているものなので、ローリングストックとして使えます。
携帯しやすいアミノ酸サプリもあるといいですね。
・タンパク質
災害時に手に入りにくいものは、生の鮮野菜果物とタンパク質です。
タンパク質は、鯖や鰯や秋刀魚の水煮や味噌煮などの保存食、常温保存できるミートボールなどあるといいかもしれません。
鰹節やあたりめなども保存がききますし、あると便利です。
・サプリメント
普段飲んでいるサプリメントも携帯できるようにしておくと安心です。
不足しやすいビタミンCやマグネシウム(外用やにがりなど)は揃えていてもいいのではないかなと思います。
万人に共通する必要なものはありませんので参考程度にですが、ビタミンB群、亜鉛、ビタミンD/K2、プロバイオティクスなどもあってもいいかもしれません。
その他、
・天然塩
・乾物、干し野菜
・味噌、梅干し
・葛粉
・芋類(干芋など)
・甘酒、甘麹
などもあるといいでしょう。
備えあれば憂いなし。
いくら見直しても安心万全とはならないのが非常時への備えではありますが、見直す際にご自身の状態に合うものであれば、これらもぜひ取り入れてみてくださいね。
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