梅雨の不調を乗り切るには~低気圧対策

 私たちは 低気圧の影響を自覚のあるなしに関わらず 多少なりとも受けています。

特に、低血糖低中性脂肪の人、もともと副腎疲労がある人はその影響を受けやすいです。

こどもや体力の低下した大人、高齢者は低気圧の影響を受けやすくなります。

低気圧で天候が崩れた後は気温も下がりやすく、より顕著に症状が出やすくなります。

梅雨時や台風時期に

頭が重い、痛い

怠い、気力低下

眠い

怒りっぽくなる

悲しくなる

などの症状が出る人はケアが必要です。


気圧が下がると副交感神経優位になります。

自律神経のバランスをとれる人ならその影響はさほど受けませんが、普段から交感神経優位で動いている人、自律神経のバランスをギリギリのところで保っている人は、容易に体調が崩れます。


こういう時にアドレナリンを出して乗り切ろうとコーヒーや紅茶やお茶などのカフェインを摂る人もいますが、からだに鞭を打っている状態なので根本解決にはならず、あとで体調のつけがきます。

【対処法】

1.除湿機を回す

エアコンの除湿器は冷えやすいので、単独の除湿機がおすすめです。

2.気圧の下がる数日前から副腎ケアをする

五苓散を内服して、MCTオイルや葛粉ボーンブロスや補食などで血糖コントロールをしてください。

3.暖かいお風呂にゆっくり浸かる

冷えるとエネルギー効率が落ち、自律神経のバランスがさらに乱れやすくなり、悪循環に陥ります。

除湿はしても身体は冷やさないように。

特に足首~ふくらはぎ、手首腕、お腹、首などを中心に温めましょう。

4.休む、寝る

予定を詰め過ぎず、回復する余地を残しましょう。

寝られるときは短時間でも思い切って寝てください。


無理をしないのが一番ですが、大事な予定があるときなどは、副腎ケアをして乗り切りましょう。


栄養療法外来は月曜日と火曜日に行っております。

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おの まりこ皮膚科クリニック 
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