おばけや丑の刻怪談の背景にあったかもしれないもの

小話です。
後ほど栄養の話につながり(つなげ)ます。

以前、子どもから「山姥なんていないよね?」と尋ねられました。
保育園で読んだ三枚のお札の話が怖かったらしく、安心したいがための問いだったようです。

川で溺れることを河童で怖がらせて水難を防いだように、
山の有毒ガスや遭難を避けるために山姥が存在するという説などを話す母の私。
そして、金太郎やまゆとおになどの悪さをしない山姥の出てくる話を読み聞かせ、
山姥にも人にもいいものも悪いものもいるね~と話しました。

今のところ、お化けなど極端に怖がることはないけれど、へっちゃらというわけでもない。
あと1~2年後に訪れるであろう乳歯の生え変わり期に備えて、
引き続き子の低血糖・栄養面でのケアは必要だなと思う母。
さて、本題はここから。

極端に怖がりな性格には、貧血や低血糖が関係しているかもしれませんよという話です。

丑の刻というのは、ちょうど低血糖を起こしやすい時間帯です。
低血糖になると血糖上昇ホルモンの ノルアドレナリンやアドレナリンなどが上昇します。
ノルアドレナリンやアドレナリンの過剰分泌は、不安感や焦燥感をもたらします。
土台に貧血などの低栄養状態があった場合、より不安感は強くなります。


昔の日本人の食事で足りていなかったのは、恐らく鉄とタンパク質(あくまで私の推論)だとすると、夜に木々のさざめく音や風の音 夜行性動物や 夜散歩をしていただけかもしれない人を見かけて お化けだと思うのもさもありなんですね。

とはいえ、
中には本物もいたかもしれませんし、本物の祟りといいますか、
怨念なのか警戒フェロモンなのか立地なのかわかりませんが、
科学的に解明されていない何かはあるんだろうなあとは思います。
科学が全てではないと考えているので。


強引にまとめますと、
性格だと思っているものは実は症状かもしれないよという話でした。

少なくとも、イライラと過度の怖がりは、栄養状態や環境が良くなると改善します。

栄養療法外来は月火におこなっておりますので、お気軽にご相談ください。

栄養療法外来のご予約はお電話にて承っております。
おの まりこ皮膚科クリニック 
☎075-744-0738

コメント

人気の投稿