朝ごはんを食べられるようになるには
朝しっかり食べることのメリットは、
✓脳の働きが活性化する
✓代謝があがる
✓血糖値が安定しやすくなる
✓イライラやストレスが軽減する
✓便通がよくなる
✓生活リズムが良くなる
✓栄養バランスを整えやすい
などがあります。
こどもや働き盛りの人や日中の活動量の多い人には、朝食はぜひともしっかりと食べていただきたいところですが、朝は食事があまりのどを通らないという人もいます。
朝起きて食欲がない場合、
「交感神経の過緊張」、「副腎疲労」、「血糖調整不全」など、体内のホルモンバランスの乱れが背景にあります。
1.交感神経優位の状態
朝起きた時に交感神経が過剰に働いていると、胃腸の働きが抑制され、食欲がわきません。
日中の交感神経の過緊張、ストレス過多、睡眠の質の低下、副腎疲労などが背景にあることが多いです。
<対策>
ストレスやイライラを減らす
リラックスする時間を設ける
瞑想する
血糖値を安定させる
2.副腎疲労
コルチゾールの分泌は、朝高く夜に向かって低くなる日内リズムを持ちます。
副腎疲労があると、このコルチゾールの分泌リズムが乱れます。
朝のコルチゾ―ルが分泌されずに低いままだと、起床後覚醒や代謝が上手くいかず、朝起きられない、食欲が出ないといった症状として現れます。
一方で、夜に高くなってしまうと、不眠やストレス体質を助長し、翌朝またコルチゾールが出にくくなるという悪循環に陥ります。
<対策>
朝起きて日光を浴びる
睡眠の質を高める(夜のブルーライトカット、入眠儀式など)
栄養素での副腎サポート
慢性炎症の治療
ストレスを軽減する
血糖値を安定させる
3.血糖値の安定
血糖値の乱高下(食後高血糖→反動性の低血糖など)があると、夜間に血糖値が下がりすぎるため、血糖上昇ホルモンであるアドレナリンやコルチゾールが分泌されます。これが交感神経優位を助長します。
血糖値の安定は、食事だけでなく自律神経とも密接にかかわっています。
<対策>
炭水化物のみの食事をしない
菓子類やジュース類を控える
食事の間隔を空けすぎない
自律神経を整える
食後すぐに運動する(ウォーキングや踏み台昇降など)
4.栄養
タンパク質は神経伝達物質の主材料です。
タンパク質が足りないと、セロトニンやドーパミンなどがつくられにくくなり、心の安定や学習集中面などにも影響が出ます。
タンパク質の他に、ビタミンB群、ビタミンC、鉄、マグネシウムなども必要です
<対策>
タンパク質や野菜や果物などを十分量食べる
胃腸の状態を整える
運動する
まずはスープや果物など食べやすいものから始めましょう。
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おの まりこ皮膚科クリニック
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