寒暖差疲労にご用心

朝晩は冷えるのに日中は暖かい
そんな季節の変わり目に、なんとなく続く不調はありませんか?
✓頭が重い
✓やる気が出ない
✓肌荒れが酷くなる
✓眠りが浅い
✓朝起きられない
✓だるい など
急激な寒暖差は自律神経に負担をかけすぎるため、上記のような不調が出やすくなります。
寒暖差は身体にとってストレスです。
このストレスに耐えるためには、多くの栄養素が必要になります。

ビタミンB群
自律神経のバランスを保つために必要不可欠ですが、ストレスがかかると一気に消費されてしまいます。
サプリメントを活用するのもおすすめです。

マグネシウム
体内の様々な代謝の補酵素として働いています。
副交感神経(リラックス)の働きも助ける重要なミネラルです。

不足すると、緊張が抜けない、寝ても疲れが取れない、筋肉のこわばりや頭痛やPMSや気分の落ち込みなどが起こりやすくなります。

マグネシウムは経皮吸収されるので、サプリメントの他にバームや入浴剤を使用してもいいでしょう。

タンパク質
自律神経、ホルモン、免疫、肌や髪など身体の材料の全てに関わるのがタンパク質です。

意識していないと不足しがちなので、一度自分の活動量必要量に摂取タンパク質量が足りているか確認してみて下さい。
鉄が不足すると酸素が全身にいきわたりにくくなり、エネルギー不足になります。

鉄はドーパミンやセロトニンといった精神を安定させる神経伝達物質の合成にも関与しています。

不足すると、メンタルの不安定さ、疲労感、冷え、朝起きられないといった寒暖差の不調がより悪化しやすくなります。

特に女性には隠れ貧血も多いので、ヘモグロビンだけでなく、フェリチンの値も確認した方がいいでしょう。
※ただし、フェリチンは炎症があっても値が高くなるため、足りているかどうかは医師の判断が必要です。

亜鉛
体内で300種類以上の酵素の働きを助ける重要なミネラルです。
自律神経の調整にも密接に関与しています。

セロトニン(幸せホルモン)、ドーパミン(やる気ホルモン)、GABA(リラックス系)などの神経伝達物質の合成や分解を助ける酵素の働きに関わっています。
不足すると、不安感や睡眠障害の原因になることもあります。

コルチゾール(副腎皮質ホルモン)や甲状腺ホルモンの合成にも関わっていて、自律神経の乱れを間接的に防ぐことができます。



睡眠
体調がいまいちの時は、しっかり寝てエネルギーを温存回復しましょう。
お昼寝するだけでも午後のパフォーマンスが上がります。

運動
軽い運動はストレスを軽減し、自律神経のバランスを整えます。
筋肉量を増やすことでミトコンドリアの数も増え、エネルギー産生量も増えます。

ストレス対策
寒暖差そのものがストレスです。
他のストレスがある状態でさらに寒暖差によるストレスがかかると身体が耐えられなくなり不調として現れます。

ストレスの発散軽減や瞑想や温活などで身体をリラックスさせましょう。

<寒暖差疲労の対策と予防>
✓朝タンパク質を食べる
✓ビタミンンB群やマグネシウムの補給
✓鉄・亜鉛を意識
✓温活で自律神経を整える
✓睡眠の質を高める
✓昼寝する
✓運動する
✓ストレスを軽減する


薬やサプリで一時的に対処することも大切ですが、本当に大切なのは、日々の食事栄養や睡眠運動の土台です。

当院では分子生理化学研究所、MSS、ヘルシーパスの医療機関専売品のサプリメントを取り扱っております。
ご希望の方は診察時に医師に直接ご相談ください。
※お電話でのサプリメントに関するお問い合わせは承っておりません。
サプリメントの一部はオンラインショップでも取り扱っております。
https://mary-medical-store.com/?mode=cate&cbid=2042139&csid=0

栄養に関するご相談は、月火で行っております。
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おの まりこ皮膚科クリニック
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