夕方のイライラを軽減させる方法

夕方になるとピリピリする人が出てきます。

夕方は、お母さんなら子どものお迎えに夕食の準備にと忙しくなる時ですね。
お仕事勤めの人なら、徐々に一日の疲れがたまってくる頃です。

この夕方のイライラや不機嫌の原因は、低血糖です。
低血糖に副腎疲労も併せ持っているケースも多いです。

夕方というのは、ちょうどおなかのすくころ。
もしくは3時の甘いおやつを食べた後に急激に上がった血糖値が反動で下がるころです。
こどもが夕方に駄々っ子になったり癇癪をおこしやすくなったりするのもこのパターンです。


血糖値が下がると、身体は血糖値を上げようとして、アドレナリンなどのホルモンを出します。
アドレナリンが出る状態というのは交感神経優位な状態で、身体が戦闘モードに入っています。

攻撃性が増したり、不安感や焦燥感が出てきたりして、心に余裕がなくなってきます。

一言でいえば、おなかがすいているからイライラしたり機嫌が悪くなっている状態なんですね。

ではどうすればいいのかというと、単純におなかがすいているのですから食べればいいのです。

ただし、精製された糖をたくさん使った菓子類は血糖値の乱高下を招くのでおすすめしません。

血糖値を安定させる補食を摂ることが鍵となります。



具体的には、
・鰹節をまぶしたおにぎりを30分くらいかけてゆっくり食べる
・葛粉を溶いたお出汁やボーンブロスをちまちま飲む
・お味噌汁を多めに作っておいてその残りを食べる
・おやつにはたんぱく質を食べる
などをしてみてください。

お出汁を摂る余裕のない方はあごだしや煮干しだしがおすすめです。
粉状に粉砕しておけば、水筒に入れてお湯を注ぐだけで即席お出汁の出来上がりです。
葛粉も溶いて一緒に加えてください。
水筒に入れておくと日中飲みたいときに飲めるのでとても便利ですよ。

いつもしんどくなるなと感じる時間の30分から1時間くらい前には食べるようにしましょう。

頑張り屋さんほどアドレナリンだけでこの夕方の時間を乗り切ろうとしてしまい、その反動で後でしんどくなりがちです。

梅雨のこの時期は低気圧と低血糖のダブルパンチを食らうので、心も身体も緩めていきましょう。
https://wellnesskenko.blogspot.com/2020/06/blog-post_30.html?m=1
お出汁にはアロマ効果もあるので、ほっと一息つくのにもマストアイテムですよ。


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おの まりこ皮膚科クリニック
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