マスクとにきび

 マスクをして肌荒れやニキビができたという患者さんが増えています。

スポンジのような生地のポリウレタンマスクも流行っているようで、患者さんでもつけられている方がいますが、ポリウレタンは肌荒れを起こしやすいです。

ポリウレタンの材料のイソシアネートは、ごく微量でも皮膚や気道粘膜から吸収されることがあり、アレルギーとなり喘息の原因にもなりうるという報告もあります。

マスクをするなら、不織紙か布のマスクにしましょう。

ポリウレタンのマスクを着けていらっしゃる患者さんにはマスクを変えていただくようにお伝えしています。

夏場の高温や多湿の外でのマスクは熱中症などのリスクも高まるあるため、外せるところでは外してくださいね。

あとは、腸内環境を整えて、安全で栄養の整っている食を選び、良質な睡眠をとるなどという基本的なことを見直してみてください。


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おの まりこ皮膚科クリニック
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