糖質は「制限」でははく「選択」する
糖質は単純な形のものほどすぐにエネルギーとして使われやすく、
イモ類や穀物のような澱粉になると分解するのに時間がかかるのでゆっくりと吸収されます。
血糖値の乱高下を起こしやすいので糖質を制限しようという考え方がありますが、
ここでいう制限すべき糖質とは、あくまで精製された砂糖類です。
精製されていない黒糖や非加熱無農薬のはちみつや果物などの糖質は、ビタミンやミネラルなども含まれており、メリットも大きいです。
低血糖症状のある人
食事と食事の間隔が長い人
中性脂肪が低い人
肝臓や筋肉のグリコーゲン貯蓄量が少ない人
夜間覚醒のある人
これらの人はこまめに糖分を補う必要があります。
以前ご紹介したくず粉+アミノ酸スープ(お出汁/骨付き肉スープ)もとてもいいのですが、それだけではエネルギー源の補充が間に合わないこともあります。https://wellnesskenko.blogspot.com/2020/07/blog-post.html
低血糖を起こす前に、時間を決めて糖質を補いたいところです。
非加熱無農薬のはちみつにレモンを絞って 自然塩を加えたドリンクを持ち歩いておくのもおすすめです。
くず粉+アミノ酸スープとうまく併用できるとよりいいですね。
非加熱無農薬のはちみつの欠点を挙げるとすれば、値段がある程度することでしょうか。
あとは、歯磨きもしっかりとしてくださいね。
唾液が出ていればはちみつで虫歯にはなりにくいという話もありますが、個体差もあるようなので、虫歯予防に歯磨きはしておきましょう。
近年、ネオニコチノイド系の農薬の害によりミツバチが激減しているのは非常に残念なことです。
消費はある意味投票なので、こういった農薬の使用を減らしてミツバチを子供たち孫たちの代にも残すために、私は無農薬自然栽培の穀物や野菜などを選んでいこうと思っています。
糖を補うタイミングや量、そのほかの食事内容など、個別の具体的なご相談は栄養療法カウンセリングでお話させていただいております。
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