不調を改善する極意
栄養療法では個体差を重視します。
生まれ持った遺伝子も生まれ育った環境も違うので当たり前なのですが、
万人にあう治療法食事法というのはありません。
また、その人のそのときの状態によってもあう方法というのは変わってきます。
100人いれば100通りの方法があります。
保険診療のガイドライン通りに薬を投与してもよくならない人はいます。
治らないときに新しい治療法の登場をただ待つのか、
自分でいろいろ調べて食生活などを改善しようとするのか。
病気や不調の原因を根本的に治すのは自分です。
私たち医師にできることは、あくまで補助にすぎません。
病院や薬はその一時的な手段として上手に利用してください。
薬さえ飲んでいれば塗っていれば、どんな食生活でも大丈夫というわけではありませんよ。
自分でできることはたくさんあります。
・できるだけ安全でクリーンなものを選ぶ。
農薬や遺伝子組み換え食品、食品添加物、化学調味料等を使用していない食材がベストです。
最近の食品表示法の改定で、「人工」「合成」の用語が削除されました。人工甘味料→甘味料、合成着色料→着色料になります。何を選ぶのか、賢い消費者になりましょう。
・感染や炎症を抑えて治す。
今ある感染や炎症は治しましょう。
口呼吸の改善、歯科治療なども。
抗炎症作用のある野菜や果物などもたっぷりとりましょう。
・ストレスやトラウマなどの対策をしてこころの状態を整える。
自分にあう食生活や生き方を模索していくことが大切です。
理論に縛られ過ぎるのではなく、体感を大事にしてくださいね。
栄養療法カウンセリングは個人差個体差を重視したオーダーメイド治療です。
自分の体調不良と血液検査での状態をはじめに分析して、たてなおしていく足掛かりとしてくださいね。
血液検査などの客観的データは上手に利用すると役立ちます。
お問い合わせはお電話にて承っております。
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