大学生のにきび事情
当院は立地上、にきびや肌荒れでお悩みの大学生の患者さんもいらっしゃいます。
親元を離れて初めての一人暮らしで、自炊に不慣れで 外食が多く、大学生になってから春からにきびや吹き出物や肌荒れが増えた というケースはよくあります。
保険診療でできる薬物対症療法(アロパシー)では、にきびの外用薬と、必要に応じて漢方薬の内服薬を処方して、今できているにきびの症状を抑えます。
食養生(ナチュロパシー)としては、胃腸を整える食事に変えていただきます。
まずはグルテンフリー・カゼインフリーは厳守。
可能な限り 添加物などの人工的な味付けのものを食べない。
毎食和食を心がける。
甘いお菓子類は避ける。
といった食事療法の基本をまずお話しさせていただきます。
もちろん、はじめから完璧な自炊にするのは難しいかもしれません。
栄養療法外来では、ある程度信頼できるお惣菜屋さん、スーパー、食品メーカーなど、できあいのものの選び方も詳しくお伝えしています。
毎日少しずつでも口にいれるものに気を付けていくこと=自分のからだの健康状態を把握することが大切です。
にきびのお悩みで受診された方で、食生活の改善やサプリメントの内服を始めると、尖っていた性格が穏やかになる患者様もいらっしゃいます。
性格の変化には、栄養学的に満たされたことも大きく関係しており、ご自身で食養生に取り組んだ結果です。
当院の栄養療法外来では、肌のお悩みだけでなく、不定愁訴や心のちょっとした不調にもアプローチします。
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