夏バテ防止~発酵食品を活用しよう
蒸し暑い日が続き、低気圧も相まって、からだの不調を感じやすいのが梅雨時です。
夏バテをすると消化能力が落ち、さらに体力が落ちかねません。
また、消化能力が落ちると ニキビができやすく、肌荒れもしやすく、シミもできやすくなります。
夏バテの予防にも、夏バテからの回復にも、美肌美白対策にもつかえるのが日本の発酵食品です。
味噌、塩麴、醤油麹、甘酒、ぬか漬け、梅干し、納豆などを常備しておきましょう。
これらの食品は、消化能力を高め、腸内細菌叢の改善におおいに貢献してくれます。
しかも、風土的遺伝的に日本人の体にとっても合うんです。
消化能力の落ちているときには、お肉やお魚などのたんぱく質は胃腸の負担になることがあります。お肉やお魚の下味付けに 塩麹や醤油麹をつかうと、タンパク質を分解を助けてくれます。
肉の繊維が柔らかくなり、うまみも増し、消化しやすいなんていいことづくめですよね。
アミノ酸スープ(お出汁やボーンブロス)を水筒に入れてお茶代わりに飲むのもおすすめです。
梅干しは万能選手です。
梅干についてはまた別の機会にお話ししますね。
米麹から作った甘酒は、食欲のおちているときのレスキューにもなります。
砂糖を使いたくないときの甘味として使えます。
発酵あんこや甘酒寒天ゼリーなど、こどもの砂糖なしの甘味のあるおやつにももってこいです。
お味噌は1日最低1杯、理想は2~3杯です。
夕方の補食に味噌汁の残りを食べるものおすすめです。
味噌汁の具に 今の時期ならかぼちゃを入れると、でんぷん質も補え、血糖安定に一役も二役も買ってくれます。
発酵食品を上手に取り入れて、7月8月を元気に過ごしましょう!
当院の栄養療法外来では、肌のお悩みとともに、不定愁訴や心のちょっとした不調にもアプローチします。
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