あせも対策
大人よりもこどもの方が汗をかきやすく、あせも(汗疹)になりやすいです。
汗の出る腺には、エクリン汗腺とアポクリン汗腺があります。
あせもは、エクリン汗腺が閉じてしまい、汗が外に流れることができずに、周囲の組織に漏れ出ることによっておこる炎症です。
予防としては、汗をかいたらふき取る・着替える・シャワーで流すなどして皮膚の清潔を保つ、通気性のよい衣類を着用する、適度に涼しい室温にするなどをしましょう。
また、昔から桃の葉のエキスも効果があるとされています。
マグネシウムの経皮吸収は予防にも治癒促進にもプラスに働きます。
保険診療では、掻き壊してしまって湿疹化がひどくなった場合は、ステロイド外用で炎症を抑えます。
あせもは、掻いてしまうと湿疹化して長引き、時にとびひに発展することもあるので、早めの対策治療がおすすめです。
もちろん、消化吸収能力を高めて、栄養に気を付けるのは言わずもがなです。
当院の栄養療法外来では、肌のお悩みとともに、不定愁訴や心のちょっとした不調にもアプローチします。
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