栄養素の消耗の原因~過度なストレスやトラウマ
栄養について気を付けている人や栄養療法を少しかじった人の中には、とりあえず栄養を足そう、グルテンやカゼインや甘いものは控えようという意識はあっても、消耗しないことに意識を向けている人はまだまだ少数ない印象を受けます。
栄養療法が成功する一番の鍵は、実は、生きやすく楽しい人生を送ること、そのような生き方に移行することです。
質的栄養不足になっている背景は様々ですが、多くの人が食事内容以外にも、精神的・肉体的な過度のストレスを抱えています。
例えば、低血糖低エネルギーの人が栄養療法をはじめると、糖代謝が改善するので数か月で少し元気になります。
その際にその分さらに活動的に動いたり負荷をかけたりすると、せっかく体の回復のために補ったエネルギーをすべて使ってしまいます。
つまり、燃費の悪いまま燃料をどんどん投下しているので、いつまでたっても元の状態の改善にはつながりなません。
普段の診療では、こういった背景をお聞きしてカウンセリングする時間はありませんが、栄養療法外来では、客観的データとともにこころへのアプローチもします。
もちろん、実際に行動して人生をよりよいものにしていくのは患者さんご自身ですが、そもそも人は自分のストレスやトラウマに無自覚なことも多々あります。
栄養療法カウンセリングでは、第三者の視点から何がボトルネックになっているのかを探りり、人生の目標を考え、改善へのヒントや気づきを得ていただくお手伝いをします。
栄養療法外来は、オーダーメイドのカウンセリングです。
その時のその人にあった方法をお伝えしています。
栄養療法外来のご予約はお電話にて承っております。
おの まりこ皮膚科クリニック
☎075-744-0738
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