レーザー治療後の痕や術後の傷をきれいに治すには?~栄養学的観点から~
レーザー治療後による凹みや術後の傷は、個人差はあれどある程度は残ります。
ですが、傷が目立って残るかどうかは、その人のその時点での栄養状態も大きくかかわってきます。
修復再生能力に必要な主な栄養素は、タンパク質、亜鉛、ビタミンA、ビタミンC、鉄、ビタミンB群などです。
傷の残りにくい人は、胃腸の消化吸収能力が高く、運動もしていて、過度なストレスの少ないなどの共通点があります。
胃腸の消化吸収能力が低下していると栄養素が十分に吸収されません。
このブログでも何度もお伝えしておりますが、消化吸収能力を上げて、微細な炎症を抑えるためには、GF、CF、甘いものを極力控える、油を控える、原材料名から形を想像できないものは基本的に避けてください。
その上で、その人の状態に合わせて一時的にサプリメントで補強するなどします。
栄養療法だけで改善しない場合、運動をすると改善する場合もあります。
適度な運動はストレス発散にもなります。
運動して筋力をつけることでエネルギー産生ももあがります。
運動することによる肌改善のメカニズムの研究報告もあります。
運動すると筋肉からマイオカンという物質が分泌されます。その中の一つにIL-15があります。
IL-15は、運動することで筋肉で生成分泌され、皮膚の代謝を活性化します。
肌の老化を改善したり、傷の修復を助けてくれます。
運動習慣のない人は、1日30分程度のウォーキングからはじめましょう。
少し慣れてきたら、筋力負荷トレーニングも併用するとより効果的です。
美容の施術に、からだの中からの美容となる栄養療法も併せていただくと、より美肌を保つことができます。
栄養で気になることは栄養カウンセリングでご相談ください。
栄養療法外来は、オーダーメイドのカウンセリングです。
その時のその人の状態にあわせたものをご提案しております。
栄養療法外来のご予約はお電話にて承っております。
おの まりこ皮膚科クリニック
☎075-744-0738
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