花粉症対策

花粉症の人にとってはつらい時期となりました。

花粉症のつらい症状を緩和する可能性のある方法をいくつかご紹介します。


保険診療では、抗アレルギー剤の内服やヒスタグロビンの注射などの手段があります。

いずれも対症療法ですが、人によってはある程度症状が緩和します。

一番手っ取り早く、自宅でできてお金も時間もかからない方法があります。

それは、乳製品を一切やめてみることです。

乳製品をやめると、それだけで症状が緩和される方は多くいらっしゃいます。


乳製品に加えて、もし可能であれば小麦製の麺やパン類やお菓子類もやめることができると、より緩和効果は高まります。

実際、乳製品や小麦製品をやめただけで花粉症やにきびなどの症状が改善した方もいらっしゃいます。

一度試してみる価値は十分あると思います。


乳製品にも小麦製品にも依存性があるので、できないと思われる方もいるのですが、まずは1週間やめてみて、できたらさらに2週間やめるのを続けてみてください。

やってみると意外と断てるものです。

乳製品や小麦は腸内環境悪化の大きな原因の一つです。

花粉症のある方は腸内環境の改善の余地がある場合が多く、腸内環境を整えるだけである程度の緩和が期待できます。

乳製品を断ったうえで、より積極的な改善を目指すなら、タンパク質、亜鉛、鉄、ビタミンAで足りないものを補充して粘膜を強くし、ビタミンDで免疫のバランスを整えましょう。


そもそもどの栄養素が不足しているのか、栄養が結果として不足している原因は何なのかを知って改善したい方は、栄養療法外来でご相談下さい。


栄養療法外来は月曜日と火曜日に行っております。

栄養療法外来のご予約はお電話にて承っております。
おのまりこ皮膚科クリニック 
☎075-744-0738

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