熱中症予防対策
暑い夏を元気に過ごすため、
今回は熱中症予防に効果的な方法をご紹介します。
1.胃腸の状態を整え、タンパク質不足(低アルブミン)を解消する
血液中に存在するタンパク質の多くはアルブミンです。
アルブミンの主な働きは物質の運搬です。
水分を保持する役割もあります。
低蛋白(低アルブミン)だとこの水分保持能力が低下するため、脱水状態になりやすくなります。
2.ビタミン、ミネラルを十分に摂取する
汗をかくと水分とともにミネラルも失われます。
ミネラルには細胞内の浸透圧の維持の役割もあるため、ミネラルが不足すると細胞内脱水が起こります。
熱中症予防に塩や塩飴を舐めるのはミネラル補給目的です。
3.血糖値を安定させる
低血糖と熱中症の症状は、機序に差はあれ少し似ています。
両者を合併していることもあります。
真夏に外での活動をするときは、朝食や補食で血糖値を安定させるようにしましょう。
夏の外出の必需品として、
・天然塩、塩飴
・自家製の梅紫蘇ジュースやはちみつレモンジュースなどに天然塩を加えたもの
※酸蝕症に注意。飲んだ後はお茶や水で口をゆすぎましょう。
・プロテインやアミノ酸
・果物やおにぎり(梅や味噌などがおすすめ)等の補食
・味噌玉
などもおすすめです。
根本的な体質改善を目指される方には、個別の栄養カウンセリングがおすすめです。
栄養療法外来のご予約はお電話にて承っております。
おの まりこ皮膚科クリニック
☎075-744-0738
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