消化のよい食べ物とは?

風邪をひいた時やその後の回復期には、
昔から消化のよいものを食べるようにと言われます。
では、どのような食事が消化によい食事なのでしょうか。

うどんなどの小麦麺類はあまり嚙まなくても飲み込めるなどの点から、
食べやすくはありますが、実は消化に負担のかかる食べ物です。

うどん以外に何も食べられない状態ならそれを食べたほうが良いですが、
消化にいいものを積極的に選ぶときには、うどんは選択肢に入りません。

 では、どのような食事が消化がよいのかというと、
ボーンブロス、骨付き肉/魚と野菜のスープ、おかゆと梅干しなどです。
甘いものが欲しい時は、果物や良質なはちみつなども回復を手伝ってくれます。

 
術後や病気の回復期に徐々に固形物に戻す際、
消化酵素を併用することで、胃腸への負担が少なくなり消化能力も回復していきます。

消化酵素は、胃腸の状態の思わしくない時や、
サプリメントにはあまり頼らずに普段のバランスの取れた食事から効率よく栄養素を消化吸収したい時にもおすすめです。

消化がうまくいっているかどうかのひとつの指標は、便の状態です。

1日1~2,3回、黄褐色のバナナ状で水に浮く状態 かつ 臭くなく少し酸っぱい匂いのする状態を毎日維持できていれば、概ね良好といえるでしょう。

※ただし、この状態でも便検査をすると胃腸が乱れていたという場合もありますので、便の状態は必要条件ではありますが、十分条件ではありません。

新年度を迎える前に、ご自身の胃腸の状態を今一度見直してみて下さい。

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