タンパク質を効率よくとる方法
タンパク質の需要量は、年齢や運動量によって変わります。
タンパク質摂取量の目安となるのが、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」の推奨量です。
この表はこちらのサイトから拝借しました。
タンパク質量というのは、肉などのg数とは違います。
成人男性の推奨量60gを動物性食品からとると仮定した場合、
卵1個 タンパク質6g
真鰯1尾 タンパク質6g
納豆1パック(40~50g) タンパク質6~8g
鶏胸肉、牛もも肉100g タンパク質20g
鹿肉100g タンパク質22g
少なくともこのくらいの容量を食べる必要があります。
上記のタンパク質の推奨量は、あくまでじっとしているだけでも必要な量です。
運動量や病気や怪我をしたときには必要量は当然変わってきます。
特に、運動習慣のある人は上記の量では全く足りません。
タンパク質が不足していそうだから
肉魚卵をたくさん食べればいいとか、
肉魚卵をたくさん食べればいいとか、
プロテインで補えば事足りるなどと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
その前に見直すべきことがあります。
その前に見直すべきことがあります。
食べることよりより重要なのは、そもそも消化できているかどうかです。
タンパク質を消化するのに必要な消化酵素もまたタンパク質でできています。
推奨量のタンパク質を食べても、
タンパク質不足などで消化酵素が分泌されないと消化不良になります。
タンパク質不足などで消化酵素が分泌されないと消化不良になります。
腸内の未消化物は腸内環境を悪くし、
腸管からの栄養素の吸収率も悪くなる可能性があります。
腸管からの栄養素の吸収率も悪くなる可能性があります。
プロテインも消化酵素でペプチドまで分解する必要があるので、
消化酵素が少ないと胃腸に負担がかかります。
消化酵素が少ないと胃腸に負担がかかります。
また、大量のタンパク質摂取により、
数種類の消化酵素を分泌する膵臓にも負担がかかります。
数種類の消化酵素を分泌する膵臓にも負担がかかります。
タンパク質を消化器官の負担を少なく、かつ効率よくとるためには、
しっかりと咀嚼することと消化酵素や胃酸の補助をすることがお勧めです。
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おの まりこ皮膚科クリニック
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