アトピー性皮膚炎~薬との上手な付き合い方~
当院を受診されるアトピー性皮膚炎の患者さんには、
薬で症状を抑えたい方も、薬をできるだけ使いたくないという方もどちらもいらっしゃいます。
ステロイドを一切使わずに治す場合は、
食事やストレスなどの根本改善を早期からしっかり取り組むことが重要になってきます。
具体的には、まずは先日ご紹介したグルテンフリー、カゼインフリーに取り組む。
https://wellnesskenko.blogspot.com/2020/08/blog-post_25.html
よく噛む。
コンビニやスーパーの添加物や化学調味料など人工的な食品を避け、無農薬自然栽培の農作物などできるだけクリーンな食材を選ぶ。
できる限り自炊する。
口腔内環境を改善する。
適度な運動をする。
そういった生活が可能な場所に住み、働き方を見直す。
ストレスをためない考え方をする。
などが大事です。
とはいえ、いきなりこのような生活習慣に変えるのはなかなか大変なことだと思います。
それがかえってストレスになるという方もいらっしゃいます。
また、ご家族の協力なしではできません。
症状のひどい時には適度に薬で抑えつつ、その間に食事や環境の改善を徐々にしていき、根本的に治していくという手もあります。
これが多くの人にとっては一番現実的な方法かもしれませんね。
重度のアトピー性皮膚炎の患者さんにはデュピクセントという注射薬も選択肢として使えます 。
薬を上手に使いつつ、ご自身でしっかりと身体を建て直していただければ、将来的にはほどんど薬の必要ない状態に持っていくことも可能です。
新しい習慣はは3週間で習慣化するので、1つずつ取り組んだとしても、1年で17個も改善することができますよ。
できることから取り組んでみてくださいね。
より個別の対応に即した個別の栄養相談・アドバイスについては栄養療法カウンセリングでお話しさせていただきます。
お問い合わせはお電話にて承っております。
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