どれを選ぶ?肌育注射➁~目元編

目元に使う肌育注射は、
状態やお悩みなどによって、
はじめにおすすめするものがかかわってきます。

1.目の下のふくらみがある場合

目の下の脂肪のふくらみが気になるけれど
手術までは考えておられない場合は、
まずはアイバックソリューションがおすすめです。

脂肪の分解を活性化し、
コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の量を増加させることで、
徐々に目元のふくらみが目立ちにくくなります。

※目の下の脂肪の突出が強い場合などは、お近くの形成外科や美容外科での手術をおすすめすることがあります。

<成分>
トリペプチド、ナノペプチド-18、オリゴペプチド-61、オリゴペプチド-73

<1本あたりの容量>
1.5ml/本

<痛み、赤み、腫れの持続時間>
注入時の痛みあり
赤み痛みは数時間持続
腫れむくみは2日程度持続

<推奨間隔(治療スケジュール)>
初回は1~2週間に1回を4~6回
その後は3カ月1回程度


2.目元のちりめんジワが多くて気になる場合

肌が薄く、肌の栄養が足りていない状態では、
まずはスネコスやジャルプロヤングアイで肌の栄養となるアミノ酸を入れて、エラスチンやコラーゲンを作り出せるようになるための肌の土壌づくりをおすすめしています。

ジャルプロヤングアイ
<成分>
非架橋ヒアルロン酸 + アミノ酸7種類(グリシ、プロリン、ロイシン、アラニン、バリン、アルギニン)+ペプチド3種(アセチルデカペプチド-3、オリゴペプチド-24、アセチルテトラペプチド-5)

<1本あたりの容量>
1ml/本

<痛み、赤み、腫れの持続時間>
注入時の痛みあり
赤み腫れは直後より出現し、数時間で目立たなくなる

<推奨間隔(治療スケジュール)>
初回は2週間に1回を3回程度
その後は3カ月に1回程度

<ボトックスとの併用>
可(ジャルトキシンアイ)
スネコスとジャルプロヤングアイの主な違いは、
スネコスは、顔全体に打てる、ボトックスとの同日施術は不可
ジャルプロヤングアイは、含有アミノ酸がスネコスより1種類多い、ペプチドを含んでいる、目元専用、ボトックスとの同日施術可
という点です。

スネコスについてはどれを選ぶ?肌育注射➀~肌の土壌づくりをしようをご参照ください。

3.へこみはあっても肌の土台がある程度整っている場合

肌の土台がある程度改善してきた場合や、アイバックソリューションで目元のふくらみがある程度改善した状態では、プルリアルシルクがおすすめです。

プルリアルシルク
<成分>
高濃度ポリヌクレオチド

<1本あたりの容量>
2ml/本

<痛み、腫れ、赤みの持続時間>
注入時の痛みあり
注入後1~3日ほど白い膨疹が持続
腫れやかゆみ、むくみなを数日間伴う場合もあり

<推奨間隔(治療スケジュール)>
初回は2~3週間に1回を3回程度
その後は3カ月に1回程度

<ボトックスの併用>
可(プルリアルシルクトキシン)



目元の肌育注射のまとめ
✓目元の膨らみが気になる場合
 目元の膨らみを手術以外で少しでも改善したい場合はアイバックソリューション
 ※状態によっては形成外科や美容外科での手術推奨
✓目元のふくらみは気にならない場合
 肌の土壌改善&ダウンタイムが比較的短いのがスネコスやジャルプロヤングアイ
 肌の状態がいいと持続期間が比較的長く得られやすいのがプルリアルシルク

※実際にどれを打つかは、患者様のお悩みや体質、痛みやダウンタイムなどを院長と話し合って決めていただいております。

当院では分子生理化学研究所、MSS、ヘルシーパスの医療機関専売品のサプリメントを取り扱っております。
ご希望の方は診察時に医師に直接ご相談ください。
※お電話でのサプリメントに関するお問い合わせは承っておりません。
サプリメントの一部はオンラインショップでも取り扱っております。
https://mary-medical-store.com/?mode=cate&cbid=2042139&csid=0

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