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冷えは夏に改善する:冬病夏治の知恵を利用しよう

 東洋医学の考えには「冬病夏治」という言葉があります。 これは、冬に悪化する慢性的な病気は、夏に治すという考え方です。 特に冷房の効いた部屋で指先手足が冷たい人は、冷え体質といえるでしょう。 夏こそ冷え体質改善のチャンスです。 今から取り組めることやってみましょう。 ♦筋肉量upで熱産生 エネルギー産生を担うミトコンドリアは筋肉細胞と肝細胞に多く存在します。 身長が伸びなくなると肝臓の容量もそれ以上増やすことはできませんが、 筋肉量(筋細胞)を増やしてミトコンドリアの数を増やすことはできます。 男性より女性に冷え性の方が多いのは、 主に筋肉量の差(ミトコンドリアの数の差)によるものです。 夏バテで食欲が低下すると、 摂取エネルギーやタンパク質量が減るので、 筋肉量も落ちます。 室内でできる運動・筋トレや 比較的涼しい時間帯のウォーキングなどで 筋肉量を増やしましょう。 ♦朝タンパク質を食べる 朝タンパク質をしっかり食べると、 その日の熱エネルギー生産量が上がります。 食事をを消化・吸収する過程で、「食事誘発性熱産生」が起こります。 糖質6%、脂質4%に比べ、タンパク質は約30%が熱として放出されます。 また、朝タンパク質を食べることで、 日中の血糖値が安定しやすくなります。 ♦自律神経を整える 交感神経優位な状態では末梢血管は細くなり、 手足末端の指先が冷えやすくなります。 過度なストレスや緊張から身を離し、 リラックスする時間を設けましょう。 自律神経の安定には血糖値の安定も重要です。 室内を冷房で冷やし過ぎるのも注意が必要です。 女性は男性に比べ肝臓容量も筋肉量も少ないので、 冷房下では寒いと感じることも多いと思います。 室内の気温が低いところでは、 特に手首足首やお腹周りは冷やさないようにしましょう。 ♦冷たい飲食の見直し 夏場は暑くて冷たい飲み物や食べ物が多くなります。 常温の水やぬるめのお茶、スープなどを飲んで、 からだを冷やし過ぎないようにしましょう。 ♦秋口からは生姜を毎日食べる 生姜はたまにたべるくらいではその効果を得られません。 11月頃からは毎日生姜湯を飲んだり、生姜を食べたりして、からだの内側から温めましょう。 栄養療法外来は月火で行っております。 https://marikoclinic.com/molecular/ 栄養療法外来のご...

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